今年は、梅雨が明けてかなり暑い日が続きましたね。
38度、39度と溶けてしまいそうな日々でした。
今現在の気温25度がかなり涼しく感じます。
夏はもっと暑くなるのか不安でいっぱいです。
暑いのは、人間だけではなく、
PCも大変な事になっているのに気づきました。
この間、30度後半の気温を記録した日に、
ゲーミングPCでApexをやっていたんですが、
なんと処理落ちしたんです。
決してスペックの高いPCではありませんが、
今までに落ちたことはなく、焦りました。
PCに手をかざすと熱風がファンから噴き出ており、
温度を調べると、
CPU温度 最高84度 (適正温度40〜70度)
GPU温度 最高82度 (適正温度80度以下)
クーラーもガンガンに付けていたに、、、
確かにPC周りだけむわーんと暑いなとは思っていたが、
ここまでとは!このままでは、いかん!
夏を越せないと感じ、PCにもクールビズを取り入れようと決心。
専門的な知識もなく独学で得た、
独自の偏見と自分勝手な考え方なので、
1つの方法として見ていただけたらと思います。
先に結果から述べると、
今現在私のゲーミングPCは、ゲーム2時間プレイ中で、
CPU温度 最高72度 (適正温度40〜70度)
GPU温度 最高68度 (適正温度80度以下)
まで、下げることに成功した。
PC 冷却 方法 その1掃除
まず、最初にすることは、
掃除です。
PCは基本的にはファンで空気をPCケース内に吸い込みます。
特にファン周りは、埃などが溜まりやすく、
空気の通りを妨げるので、熱が逃げにくくなっている可能性があります。
ケース内や外面も全てきれいにしましょう。
↓おすすめ掃除用具
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PCだけでなく、車や家の掃除にも使えるエアダスター
缶のタイプもあるが、繰り返し使えるのでオススメです。
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エアダスターで飛ばし切らなかった埃を絡め取ります。
繰り返し使えるので汚くなってきたら交換しましょう。
PC 冷却 方法 その2 エアフローを考える
PCを冷却するのに空気は最重要ということで、
PC内の空気の流れ方をみていきましょう。
私のPCはCPUとGPUの簡易水冷になっているため、
- CPUとGPUを冷却水が通る(熱を吸収)
- 温まった冷却水をPCケース前面にあるヒートシンクで冷やす
- 再度CPUとGPUを冷却
大雑把に説明するとこのような流れで冷却をしている。
ここで考えたいのは、PCケースや構成に対して、
エアフローが果たしてベストな状態にあるのかどうか。
↑初期のエアフローがコチラ↑
向かって右側が前面、左が背面となる。
写真のようにケース前面でヒートシンクからファンで
熱を吸い取るように排熱をするのだが、ケース内には温まった空気が溜まる。
それを背面のファンで外へと排出している。
そもそも、ヒートシンクを冷やすために
吸って冷やすってなんじゃいと言うところ。
外側から冷気を当てているなら話は別だが、
誰しも熱い食べ物を食べる時に熱を吸う人はいないだろう、
フーフーして冷ますのが普通だと思う。
排出に関しても、問題がある。
空気を取り込む用のファンが2つに対して、
排出する為のファンが1つとなっている。
ケース内部の圧が高くなる正圧状態となっている。
その為、GPU周りに空気が滞ってしまい熱が逃げにく状態になっている。
↑変更を加えた後のエアフローがコチラ↑
吸気のファンの位置をヒートシンクの前に持ってくることで、
ヒートシンクの冷やし方をフーフー状態にした。
ケース内部に温まった空気は入るが、
外からの空気で、ヒートシンク自体は冷えやすくなった。
排出ファンも1つ追加した。
ケース上部は暖かい空気が溜まりやすいので、
なるべく、背面ファンに近い位置で上部に取り付けた。
このことで、吸気と排気のバランスが取れるようになった。
個人的には、このエアフローの見直しが、
一番効果があったように感じた。
PC 冷却 方法 その3 CPU グリス塗り替え
ファンの位置などを変更するときにある程度
パーツ類を外したので、
ついでにグリス交換もしておいた。
CPUグリスは、CPUと冷却装置の隙間を埋め、
熱の伝達効率を上げてくれる物になります。
長年交換をしていなかったりすると、
伝達効率も下がり、CPUが冷えない原因となりますので、
2年くらいで塗り替えてあげるがいいでしょう。
↓今回使ったのがコチラ
価格:1,098円 |
熱伝導率が非常に高いもので、
塗りやすくオススメです。
PC 冷却 方法 その4 冷却方法の見直し
私の使っているPCはAlphacoolの簡易水冷で、
CPUとGPUを冷却するシステム。
一般的には空冷よりも水冷の方が冷却性能はいいと言われています。
自分のPCが空冷または水冷なのかを把握し、
水冷に変えることで、冷却性能をあげましょう。
今現在、水冷パーツもたくさん出ているので、
自分のPCに合ったものを選びましょう。
↓オススメ水冷パーツ
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今や水冷といたら、
NZXTのKRAKENと言われるほど、
人気の高い商品です。
Cooler Master MasterLiquid ML240L V2 RGB / MLW-D24M-A18PC-R2 RGB LED搭載一体型水冷CPUクーラー 価格:9,869円 |
個人的には、Cooler Masterがコスパ良く、
お手軽に揃えることもできるので、
おすすめです。
様々な方法がありますが、
個人的に効果を感じられたのは、
エアフローの見直しです。
PCケースにより違いはありますが、
今現在のエアフローを見直すのは、一番効果があるかと思います。
ぜひ、参考にして頂いて、
この熱い夏を過ごしてください!
↓オススメのゲーミングPC
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